この夏は良い作品が目白押しだった。
以下ネタバレあり、見るときは自己責任で。
1.マッドマックス 怒りのデス・ロード
鑑賞日:2015/06/20
面白すぎたね!はい!
そして公開初日に行って良かった!
くちコミで評判がズンドコ広がり、日が経つにつれて連日満席の状態に!
みんなバイオレンスを求めてるのね!
もうとにかくアクションが迫力満点で息がつけない。
立川の映画館で「極上爆音上映」というもので観たのが正解。
太鼓が
ドンドン!ドンドン!ドンドン!
ドンドン!ドンドン!ドンドン!
内臓に響き渡るわけさ!
この迫力は映画館で観た方が断然いいぞ!
ストーリーはマッドマックス2から何ら変わっておらず、
石油も水も少ない荒廃した世界で
「ヒャッハー!!消毒!消毒!」
という奴らに主人公マックスが捕まって
「あんた腕っ節いいな!」
ということになって、いいように使われるストーリー。
マックスは、のど飴をあげたくなるような声質で全然喋らないがタフで強い。
カースタントも凄いし、相変わらず敵ボスはキモい。
ラストもカッコイイから見終わった後スカッとするし泣ける!
リピータが多いのもうなずける。
でもボスの死に様は意外にあっけなくて
「ハイッ!死んだ~!」ではなく「え?死んだ?」
だったのが残念だったかな。
物 語 | ★★★★ |
迫 力 | ★★★★★ |
感 動 | ★★★ |
砂っぽさ | ★★★★★ |
総合評価 | ★★★★★ |
2.バケモノの子
鑑賞日:2015/07/11
アニメはあんまり観ないけど、細谷監督の作品とジブリの作品は好きなので観に行った。
感想ですが・・・感動はしたけれど、よくあるセオリー通りの作品だったのがガッカリだった。
・ガザつだけど根はいい奴なんだよ!
・周りの人がちゃんとサポートしてくれるヨ
・心を閉ざした子供が徐々に心を開く
・「なに俺の真似してんだ!」のようなわかりやすい吹き出しポイント
・悪い心が体を支配していく
・俺は・・どんなことがあってもくじけない!
ん~悪くはない・・悪くはないんだけどなあ・・・。
こういったストーリーの映画は山ほどある気がするんだよねえ。ベスト○ッズとか。
それになんでバケモノじゃなきゃダメなのか?アニメだから?
途中から人間世界とバケモノの世界を結構自由に行き来してるのもなんか腑に落ちない。
言わんとしていることは分かるけど素直に受け止められなかった。
物 語 | ★★ |
迫 力 | ★★ |
感 動 | ★★★ |
卵かけご飯 | ★★★★★ |
総合評価 | ★★ |
3.インサイド・ヘッド
鑑賞日:2015/07/19
心(頭?)の中の気持をキャラクターアニメ化した映画。
なかなか哲学的な題材だったのと、キャラクターが可愛かったので観に行った。
カナシミの吹き替えが大竹しのぶさんで、この声に期待してたので吹き替え版をチョイス。
ストーリーは11歳の少女ライリーの頭(心?)の中にある5つの感情たちのお話し。
ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの5つ。
ムカムカってイカリに含まないのかな・・・とか、その他に感情って無いもんかな・・・とか、
まあそんな細かい話はどうでもよくて・・・。
よくこんな難しい題材を子供用のアニメにしたなあと関心する。
子供達は頭には本当にそういう妖精みたいなのがいるんだって思ちゃわないかな。
あ、思っててもいいのか。大きくなって比喩表現ということに気付いてもいいわけだしね。
海外CG系のアニメによくあるキャラクター設定で駆け足で進んでいくから
ギャグなのか真面目なのかの判断も一瞬で判断しなくてはいけない。
でも感動の場面はボロボロとはいかないけど泣きました。
隣の子連れで来ていた親父もオイオイ泣いてた。
しかし泣いているのはみな大人ばかりで、見渡した限り子供は泣いていなかったのが印象的だった。
やはり題材が難しいのかな。
あ、あとオープニングはいただけなかった。年賀状で人の子供だけの写真ほどつまらないものはないわけだけれども
それに近いものをドリカム一曲分延々と見せつけられる。これは日本だけの演出なんだろうか?
そしてCMで期待させたカナシミに秘められた謎は特に無いのでお楽しみに!(まあ、あることはあるけど・・)
物 語 | ★★★ |
迫 力 | ★★ |
感 動 | ★★★★ |
大竹しのぶ | ★★★★★ |
総合評価 | ★★★ |
4.ミッション:インポッシブル
/ローグ・ネイション
鑑賞日:2015/08/08
ミッション:インポッシブルシリーズの5作目。
このシリーズは全て観てきているんですが、今回の作品、私個人の順位としては3位。1位は3作目。
ミッション:インポッシブルの面白さって、制限時間内における不可能を可能にするとんでも手段を見るのと、一か八かの駆け引きのドキドキ感、そして息もつかせぬアクションだと思うんですが、今回の駆け引きは何か凄くいきあたりばったり感が強い気がした。いつもそうなんだけど特に今回は取引につかう切り札が弱いような感じ。
そんなストーリーはというと、IMFが政府から
「オメーたちさ、物事を偶然に解決しすぎじゃね?
それにさ破壊しすぎじゃね?」
って言われて組織を解体されてしまうんだけど、イーサン(トム・クルーズ)だけ頑張って悪い奴らを追っかけるというもの。
途中から味方か敵かわからない峰不二子のようなヒロイン(レベッカ・ファーガソン)も出てくるんだけど、その人がまた綺麗でカッコイイ!好き!
残念だったのが悪役のボスが「コ、コイツ・・・むかつく!」ってほど憎たらしくないので、イーサンの必死さに感情移入しにくかったところ。
アクションに関しては水中アクション、飛行機へばりつき、バイクアクション、カースタントと見事なまでのラインナップで言うこと無し。そして確実に次回作ができると思われます!
物 語 | ★★★★ |
迫 力 | ★★★★★ |
感 動 | ★★ |
戸田奈津子 | ★★★★★ |
総合評価 | ★★★★ |
5.ジュラシック・ワールド
鑑賞日:2015/08/16
ついに恐竜のテーマパークが完成して、遺伝子改造恐竜でしっちゃかめっちゃかになるお話し。
このシリーズは1作目しか観てなくて、理由は恐竜にそんなに興味が無いから。
でも今回評判が良いみたいだし、スピルバーグ監督が製作総指揮をしてるって聞いたし、ちょっとスマホで映画館の予約状況を見てみるとほぼ満席なわけですよ!
ありゃま~!人気なんだね~!でも満席ならやめっか!と画面をなんとなく更新したら、真ん中の超良い席が偶然にもキャンセルされたので体が反応して急いで予約してしまった。
さて動物系パニック映画なので以下の辺りは外せない要素。
・人間は欲望に目がくらむ
・現場の言うことを聞かない経営者
・やたら詳しい子供
・タフガイ
・役に立たないセキュリティと軍隊
でも今回の経営者は現場の言うことは素直に聞き入れてたかな?ただもう遅かったって感じ。
そして登場する兄弟の絆がいまいちで、特に兄貴の心境がよくわからない。その親の設定もよく分からない。
しかし恐竜の迫力は凄いね!どうやって撮影してんの?ってぐらいラストの戦いは圧巻だった!兄弟の叔母にあたる女性経営者の胸もボヨヨ~ン!で圧巻!
景色の壮大さと、恐竜が死んじゃうシーンで2回ホロリときました。隣の若い男性は顔を手で覆って泣いてました。
美しいテーマパークは恐竜によってメタメタにされ、死傷者も恐ろしい数が出たであろう・・・
被害額は一体いくらになるのだろうとエンドロール中変な電卓が頭に浮かんだが、私には膨大すぎて計算できなかった。
次回作が出る場合、こんな事故があった後テーマパークなどは反対があって作れっこないだろうから、1作目に出てきたような大富豪じいさんが密かに建設してて
「実はお前さんに見せたいもんがあっての・・・」
「まさか!じいさん・・・こ、これは!」
チャチャー!チャッチャー!
チャララーチャチャッチャッチャー♪
(テーマ曲)
みたいな展開になるかもしれないな。
物 語 | ★★★ |
迫 力 | ★★★★★ |
感 動 | ★★★ |
ボイン | ★★★★★ |
総合評価 | ★★★ |
そんなこんなで、今年の夏はたくさん良い映画を観ました!
あと気になるのはシュワちゃんのだけど、なんか観るタイミング逃してしまってやめました。
I’ll be back しなくてゴメンねシュワちゃん!