ブラピ主演のパンデミック(世界的流行感染症)パニック映画
「ワールドウォーZ」を観た。
感染するとゾンビのように人を襲い、噛みつかれた人は12秒で発症して同じくゾンビになる。
そんなウイルスが突如として世界中に広がり、主要都市は壊滅状態に。
元国連職員だったブラピ演じる男が、昔の活躍から抜擢されて、家族を軍に守ってもらう代わりにこのパンデミックの原因を、学者と兵士を率いて探りに行くことになる。
そんなお話しでございます。
ゾンビ映画では当たり前の血しぶき内臓グッチャグチャ表現は殆どなく、だからといって安心してお子様にご覧に頂けますという内容でもないが、ただ、悪趣味なスプラッタ映画ではないのは確か。
感染者はゾンビ映画定番の人肉を喰らうのを目的としている感はなく、ただわーわー人に襲いかかってくる。
噛まれるとピクピクし始めて12秒後に同じようになってしまうため爆発的に感染者が広がる。
それにゾンビといっても定番の死人が生き返り腐ってよだれ流したゆったり系ゾンビではない。
皆がウサイン・ボルト並みの超人的な足を持っているからたちが悪い。
あんなのに追いかけられたら、逃げても即息切れしてアウト。無理無理!
あと、ゾンビもどきが発生して数週間ぐらいの話なので、よくある荒廃してチンピラが占拠した街で戦ったりするウォーキングデッド的な
「ゾンビより生きた人間の方がよっぽど怖いぜ」
というお話しでもない。
さて、こいつらゾンビもどきは音に反応して対象者を察知する。
そして何もしていないときは休眠状態になって静かになる。(ちっとは動く)
そこら辺は最近出たゲームの「The Last of Us (ラスト・オブ・アス)」の敵に似ている。
真似たわけではないと思うけど、最近やったばっかりなので妙に思い出してしまった。
そういえば、この映画でブラピは兵隊のことをハンマーと表現していて、彼らは目の前にある障害をぶちこわして目標に突き進むと学者に話す。
だから黙って彼らの後についていけばよい。というくだりが
「軍隊かっちょえ~!ゾンビどもはお任せします!」という気持ちになった。
ネタバレ的なことは書かないが、ストーリーも良くて一瞬たりとも眠くならずあっという間に終わってしまった。
それにこういったことはいつ現実になるかもしれないよ!
明日なるかもね!温暖化怖いね!節約しようね!自然破壊しないでね!
という変な含みをはらんだ結末でもなかったので好感が持てた。
(もちろん環境問題は大切だけどね)
まあ、しかしこんなことが実際問題現実に起きたら、私なんか即ゾンビになっちゃってるだろうな・・・。
でもゾンビになってもネコ見るとモフモフしてたりしてね。(笑)